みにくいアヒルの子のあらすじ

アヒルの親が巣の中で卵をあたためていました。

やがて卵がひとつずつ割れ、黄色くて小さなヒナたちが生まれましたが、

最後の卵からは灰色の体が大きくて、みにくいヒナが生まれてきました。

アヒルの親は、七面鳥のヒナかもしれないと考えるも、ヒナたちと一緒に育てました。

しかし成長につれ、兄弟や他のアヒルからも「みにくい」といじめられ、

耐えられなくなり、みんなの前から姿を消しましたが、他の群れでもやはり

「みにくい」といじめられながら一冬を過ごします。生きることに疲れ切り、

白鳥の群れにまぎれて彼らに殺してもらおうと考え、白鳥のいる水辺へと向かいました。

白鳥たちはやさしくアヒルの子を迎え入れてくれます。

ふと水面に映った自分の姿をみて驚きました。真っ白にかがやく白鳥の姿が映っていたのです。

いつの間にか大人となり、そして見事に美しい白鳥へと成長していたのです。

自分はアヒルではなく白鳥であったことに気付き、美しいつばさを広げ

大空へと舞い上がりました。

みにくいアヒルの子の教訓

「みにくいアヒルの子」は白鳥を見て美しいと思っており、あんなふうに空が飛べたら、と

思ってました。そんなアヒルの子自身が、実は白鳥でした。


人間は、実は自分のことが一番見えていない、かも知れません。本当は自分はどんな

人間なのか。どんな潜在能力があるのか。自分の強みは何で、弱みは何なのか。

わかっているようで、分からないのが人間で、自分では自分が見えない部分があるからです。

ですので、この話でいうところの、自分の中の「白鳥」を見つけることです。

自分の中には「白鳥」が必ず存在すると知っておくことが大切です。


自分の可能性にフタをして、「自分には無理、自信が持てない」と必要以上に自己否定

するのではなく、自分には大きなポテンシャルが潜んでいることを気づくことです。

それには、人生の食わず嫌いをなくしておくことです。最初は向いてないと思えるような

未経験のことでも頭から否定するのではなく、とりあえず一度チャレンジしてみることです。

「白鳥」は食わず嫌いの中に潜んでいることが多いからです。


子供の頃になりたかった職業が必ずしも今の自分の職業でしょうか?

向いてないと思っていたことが、意外と自分にあっていることもあります。

それが今の職業になったケースもなるように人間はどこで、どう変わるか分からないのです。


「どうせ無理」といってやりもせず決めつけていると、アヒルのまま人生を終えていきます。

みにくいアヒルの子にしても、自分が白鳥であることに気づくまで、もだえ苦しんだように

誰でも必ず自分の中の「白鳥」を見つけることができるのです。